マカオのサンシティ・グループ、和歌山に日本法人を設立

マカオのサンシティ・グループ、和歌山に日本法人を設立

マカオで最大のジャンケット業者である『サンシティ・グループ』が、和歌山県のIR参入を表明し、日本法人を設立しました。
和歌山への参入の意欲を公表しているのは、フランスのバリエール、フィリピンのブルームベリーに次いで3社目となります。

2007年に創設されたサンシティ・グループは、各国のカジノでVIP向けのサービスを提供する「ジャンケット」と呼ばれる業者として知られています。
カジノに関してはジャンケット業を中心としており、IRの運営自体への挑戦は初。しかし、レストラン経営やスマホアプリでの飛行機等のチケット予約、映画のスポンサー、コンサート主催といったエンターテイメントに関わる幅広い事業に携わってきた経験から、IR開発に必要なノウハウとネットワークは十分に備えています。

日本のIR推進本部はジャンケットという業態は認可しないとしている中でも、サンシティはジャンケットで培った中国人VIPの送客力が活用できると判断。大手IR事業者とはまた異なった角度からのアプローチが期待できそうです。

総合型リゾート(IR)シンポジウムにも参加し、コンセプトムービーを公開

サンシティは、8月26日に和歌山商工会議所で行われた『和歌山県IRシンポジウム第4回』にも初参加し、他の事業者と同様、和歌山IRについて強い意欲をアピールしました。
この和歌山県IRシンポジウムには地元の住民を中心に約450名が参加。IR事業者の他にも、有識者によるパネルディスカッションなどが実施されました。

また、サンシティ・グループは、事業者プレゼンテーションにおいて、社長からの挨拶ムービーと共に和歌山IRのコンセプトムービーを公開しました。

▲公開されたサンシティ・グループのコンセプトムービー

コンセプトムービーでは、文化遺産「和歌山城」、自然遺産に万葉集に描かれた「和歌山の自然」、地理遺産では海に囲まされた「和歌山県の港」をコンセプトとしてIRに取り入れ、再現する計画であると説明。
カジノファーストではなく、和歌山県が大切にしてきた日本の伝統文化をメインとした新しいIRリゾートを目指し、「豊かな自然と歴史を組み込んだIRリゾートを、和歌山の県民と一緒に実現させたい」との意を示しました。

このシンポジウムには、以前から和歌山での事業展開を表明していたバリエール、ブルームベリーも参加しており、それぞれが掲げる和歌山IRについて説明を行いました。

地方でありながらIR事業者の注目も高い和歌山。事業者の公募・選定は2020年頃に実施する予定としています。

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