ブラックジャック(Blackjack)はトランプを使うゲームで、オンラインカジノの中でも人気の高いテーブルゲームのひとつです。
プレイヤーとカジノディーラーが競う対戦型となり、配られたカードの合計の数が21により近い方が勝ちとなります。
合計数が21を超えてしまった場合は負け、同じ合計数の場合は引き分けです。
基本的な遊び方や勝敗のルールは簡単で、初心者の方でもゲームの流れを覚えやすいことが魅力です。
また、自分なりの戦略を立てることが勝敗を分けるカギとなり、カジノディーラーとの熱い駆け引きが楽しめる奥深いゲームと言えるでしょう。
ここではブラックジャックのゲームの流れやトランプの数え方など、ブラックジャックの基本的なルールについて解説していきます。
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【2023年最新】オンラインカジノおすすめランキングまずはブラックジャックのゲームの流れを見てみましょう。
ここでは、最も一般的なルールのブラックジャックのゲームの流れを解説します。
ブラックジャックは、カードの合計数がディーラー(相手)よりも21に近く、かつ21を超過しないようにする事を目指すゲームです。
最初にプレイヤー(自分)がベットをし、その後ディーラーが、プレイヤー側・ディーラー側にそれぞれ2枚ずつカードを配ります。この時、ディーラー側のカードは1枚が伏せられた状態になります。
プレイヤーは、配られた2枚のカードを確認して、もう1枚カードを引くか否かを決定します。もう1枚カードを引く事を「ヒット」、カードを引かずに2枚のままにしておく事を「スタンド」と言います。
この、ヒットするか否かの駆け引きこそがブラックジャックの醍醐味です。
プレイヤーの選択が終わると、ディーラーが伏せていた一方のカードがオープンになります。この時、ディーラーの合計値が「16以下」の場合には、ディーラーが更にカードをもう1枚引きます。
ディーラー側のカードの合計値が17を超えるまでカードを引きつづけ、17を超えた時点でプレイヤーと勝負します。
ただし、合計値が21を超えるとプレイヤーもディーラーも「バースト(bust)」となり、その時点で負けが決定します。
ブラックジャックにおける勝負の明暗は、カードをさらに引く「ヒット」、その時点のカードで勝負する「スタンド」のどちらを選択するかにかかっています。
この選択をする際に攻略のカギとなるのが「ベーシックストラテジー」です。
「ベーシックストラテジー」は運任せでヒットかスタンドを選択するのではなく、より戦略的な選択をし、勝率を上げるためのものです。
ブラックジャックでなかなか勝てない方は「ベーシックストラテジー」を試してみてはいかがでしょうか。
バカラと少し似た部分もありますが、違う点もあるので注意しましょう。
数字は基本的にそのまま数えますが、「A」は特殊で「1」もしくは「11」のいずれかとして好きにカウント出来ます。
図柄は全て「10」として数えます。
上記のように様々なパターンが考えられますが、数え方さえ覚えてしまえば、即座に計算できるようになります。A(エース)だけ2パターンあるので、そちらだけ注意しておきましょう。
10・J・Q・Kのいずれか+Aの組み合わせ(合計21)を「ブラックジャック」と呼び、配当が1.2~1.5倍になります。
ゲームによっては、単純に「21」となることをブラックジャックと呼ぶ場合もあります。
プレイヤーはカードの状況に応じて様々な行動(アクション)を取る事が出来ます。
基本的には、以下の3つの行動を取ることでゲームを進めて行きます。
スタンドとヒットについては前述の通り「次のカードを引かない/引く」のみですが、「ダブルダウン」は賭け金を2倍にする事が可能な選択肢です。
最初のベットを終え、ディールをした後からベット額を倍に出来るため、自信のあるカードが揃った際に使いましょう。
ただし、ダブルダウンは、次のカードを引く事が前提となっているので、現状の合計値が21に近い場合にはやめておきましょう。
ブラックジャックでは、「10・J・Q・K」の全てが「10」としてカウントされるため、「10が出れば21に近づく」という時の勝率が基本的に高くなります。
例えば上記の図のように、手札が【4+7=11】で、10のカードが出たら21が狙える、と言った場合に非常に有効なアクションとなります。
ブラックジャックでは、基本のアクション3種類以外に、一定の条件が整った時のみに使えるアクションがあります。
インシュランス(インシュアランス)は「保険」を意味するアクションです。
ディーラーの最初の表向きの手札が「A」でブラックジャックとなる可能性がある場合に、ベット額の半分を追加で支払うことで「保険」をかけることができます。
もしディーラーがブラックジャックとなった場合、インシュランス分の額の3倍が払い戻されます。
インシュランスを使うと最初の賭け金は没収となります。ディーラーがブラックジャックになった場合、インシュランスの3倍配当と差し引きでプラスマイナスゼロになる計算です。
相手がブラックジャックでなかった場合は、インシュランスに掛けていた保険金は没収となります。頻繁には使わず、「ここで大損は出来ない!」と言うようなシーンで使うと良いでしょう。
ブラックジャックのインシュランスは損か得か?4つの事例とルールも解説
スプリットは、プレイヤー側に最初に配られた2枚のカードが同じカードだった場合に、手札を2組に分けることができるアクションです。
2組に分けることで、それぞれ別々にゲームを進行する事が出来ます。
最初のカードを確認して、数値の高いカードが2枚ずつ来たような場合にスプリットをすると特に有効です。
ブラックジャックにおいて、一番引く確率が高いのは数値が「10」となるカードです。
例えば、Aが2枚の時にスプリットをすれば、引く確率の高い10がどちらかに来るだけですぐにブラックジャック(21)が完成します。
9や8が2枚来た際にも有効な場合がありますが、10が2枚来た際はその時点で「20」となるので、スプリットせずそのまま勝負するのが無難です。
ブラックジャックには、特殊なルールが追加された様々な種類があり、そのルールによって取ることができるアクションが増える場合があります。
ここではよく使われている特別ルールと、そのルールで取ることができる特殊なアクションをご紹介します。
「サレンダー」とは「降参」という意味で、負けそうだと思った時に勝負を降りることができるアクションです。
「BLACKJACK SURRENDER(ブラックジャックサレンダー)」など、タイトルに「サレンダー」と入ったゲームで使うことができます。
サレンダーを使って勝負を降りると、賭け金のうち半分が戻ってきます。
リスクを少し抑えることができるので、初心者の方や、資金に余裕のない時、ブラックジャックをじっくり楽しみたい、と言う方に向いています。
ただし、サレンダーは最初のターンにしか使えないので注意して下さい。
スイッチは「BLACKJACK SWITCH(ブラックジャックスイッチ)」など、タイトルに「スイッチ」と入ったゲームで使えるアクションです。
ブラックジャックスイッチは、通常のブラックジャックとは異なり、最初に手札が4枚配られ、手持ちが2枚×2組に分かれた状態でスタートする特殊ルールになっています。
「スイッチ」を行うことで、この2組の間でカードを入れ替えることができます。
例えば、「10」の数値となるカードと「A(11)」のカードが別々の場所に配られるとします。
図の左のままでは、「16」と「14」と、どちらも微妙な数値になってしまいます。こうした場合にスイッチを使えば、図の右のようにカードを移動させ、強い数値になる事があります。
様々なパターンがあるので、手元のカードが弱いと感じたらスイッチで強くなるかどうか確かめてみましょう。
ただし、スイッチは最初のターンでしか使用できないので注意しましょう。
「スーパーマッチ」も、「スイッチ」同様にブラックジャックスイッチと呼ばれるゲームで使えるアクションです。
ブラックジャックスイッチでは、最初に配られる4枚の手札の中で決まった役が成立すると配当が貰えるという特殊なルールがあります。
これを「スーパーマッチ」といい、通常の勝負とは別に「スーパーマッチ」にベットすることができます。
以下の役が揃うと、それぞれの倍率に応じた高配当を得ることができます。
4枚のうち、同じ数字のカードが2枚揃う
4枚のうち、同じ数字のカードが3枚揃う
ワンペアが2つ成立する
4枚全てが同じ数字のカードで揃う
ペアベット(パーフェクトペア)はブラックジャッククラシックなどで使えるアクションです。
ペアベットが採用されているゲームは、最初に配られる2枚の手札の数字や色が揃うと配当が貰えるという特殊なルールがあります。
これを「ペア」といい、通常の勝負とは別に「ペア」に賭けるサイドベットが可能です。
「ペア」の配当倍率は、数字・色・マークがいくつ一致しているかによって以下のように設定されています。
数字のみが同じカードが2枚揃う
数字と色が同じカードが2枚揃う
数字・色・マークの全てが同じカードが2枚揃う
ジャックポットベットは「PROGRESSIVE BLACKJACK(プログレッシブブラックジャック)」と呼ばれるゲームで使えるアクションです。
通常のベットとは別に、Aのカードを連続で引き続け、揃った枚数に応じて配当が発生する「ジャックポット」にベットすることが可能です。
最高配当はその名の通り「ジャックポット」で、今まで全プレイヤーのベット額から積み立てられたジャックポットが一気に払い戻しされます。
なお、このルールでは1枚目からAを引く必要があります。途中からAを引いた場合は対象にはなりませんので注意しましょう。
Aの数による配当倍率は、以下のようにジャックポット以外もかなりの高額配当になっています。
1枚目でAを引く
1枚目・2枚目でもAを引く(マークは別でもOK)
1枚目・2枚目で、同じマークのAを引く
1枚目から3枚目まで続けてAを引く(マークは別でもOK)
1枚目から4枚目まで続けてAを引く(マークは別でもOK)
1枚目から3枚目で、同じマークのAを引く
1枚目から4枚目で、同じマークのAを引く
実際は最初の1枚は当たることはあるものの、2枚目以降が当たることはかなり稀です。
とはいえ1枚だけでも5倍もの配当がつくので、ジャックポットという一攫千金を夢を見ながら5倍配当を狙うという遊び方もおすすめです。
(管理人/オンカジ歴10年)
ブラックジャックはカードの出目によって勝敗が左右される部分もありますが、カードが出る確率を計算するなどの攻略法を駆使することで勝率を上げることができる、非常に面白いゲームです。 ゲームの流れや勝敗の決まり方は簡単ですが、カードの数え方や各アクションの使い方については知識とコツが必要なので、まずは基本的なルールをしっかり押さえておきましょう。