北海道 「苫小牧優先」で一致の有識者懇談会に、留寿都村が真っ向から反抗

北海道 「苫小牧優先」で一致の有識者懇談会に、留寿都村が真っ向から反抗

北海道IR有識者懇談会は、1月21日に最終となる第4回を迎え、9名の有識者が「基本的な考え方」の素案について議論しました。
基本的な考え方では、昨年11月末に示されたのと同じく「苫小牧を優先候補地とする」という旨が明記されており、有識者の大半がその提案に賛同しています。

しかしそれに対し、IR誘致の候補地として以前から名前の挙がっていた留寿都村により、同じく1月21日にIR構想が発表されました。

留寿都村のIR構想 概要

IR構想を発表したのは、留寿都村のIR誘致推進協議会と、北海道を中心にリゾート開発を手掛ける加森観光。
留寿都村には加森観光が運営する大規模リゾート「ルスツリゾート」があり、このルスツリゾートを中心に、カジノを含む地域密着型のIRを、環境にも配慮した方法で展開するという構想となっています。
ルスツリゾートは年間約150万人が訪れる道内でも屈指の観光スポットであり、札幌まで車で約90分と優れた立地を誇ります。
また札幌以外にも小樽、登別、洞爺湖、ニセコなど、道内の様々な観光地へ好アクセスである立地面の優位性もポイントとして挙げられます。

含まれる施設案

現段階で明かされている初期構想案にて発表された施設案は下記の通りです。

  • カジノ(6800㎡)を含むレジャー・エンターテイメント施設(合計223,000㎡)
  • MICE施設(25000㎡)
  • ホテル(1,300室)
  • スパ、レストラン、ラウンジ、バー、ショップ

IR開発は米国のイノベーション・グループと協力して進められる予定で、カジノを含めたIR全体の年間収益は1,080億円を見込んでいます。

今回の留寿都村によるIR構想発表は、あえて有識者懇談会が開催される日と同日に設定されたと言われており、今後も苫小牧との間に火花飛び散る戦いが繰り広げられると予想されます。

北海道において政府へのIR申請を行う主体は北海道庁であることから、北海道庁のスタンスに真っ向から反抗する姿勢を見せた留寿都村のIR構想が、どのような展開となるのか注目が高まります。

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