長崎 ハウステンボスの一部をIR候補地とすることで三者合意

長崎 ハウステンボスの一部をIR候補地とすることで三者合意

4月8日、長崎県知事の中村法道氏、佐世保市長の朝長則男氏、ハウステンボス代表取締役社長の澤田秀雄氏が記者会見で、ハウステンボスの土地と建物の一部をIR候補地にすることを合意したと発表しました。

今回の合意で売却される予定なのは、ハウステンボスの総面積の約5分の1にあたる30ヘクタールの土地。ハウステンボスで人気の宿泊施設「ホテルヨーロッパ」、「フォレストヴィラ」、「ウォーターマークホテル長崎」などが対象となっています。

以前、長崎ではカジノ構想として「海中カジノ」が挙げられていました。海中カジノは強化ガラスを用いて、ハウステンボスの近くにある大村湾への建設を想定。海外でも類をみないような形態は注目の的となっていました。

しかし、IR整備推進本部側は「IR区域は⼟地の区域である必要があるので、河川、海、湖沼などがIR区域に含まれることは想定していない」という見解を示しており、海中カジノの実現は難しいのではとの見方が強く、今回の合意で敷地内への誘致が濃厚となった形です。

ハウステンボス社長「IR事業者の公募に参加する意思はない」とコメント

これまでハウステンボス側は「IRに参加する効果が見合っているか見極めたい」など、IRに対して慎重な姿勢をみせていました。

今回の会見で澤田氏は「IRには新規に年間700万人ほどが訪問する。現在、ハウステンボスへの入場者は年間300万人ほど。IRへの訪問客のうち、100万人、200万人がハウステンボスに入場すれば大きな収益に」と、IRに訪れる観光客の流入を見越したと見られます。

さらに、8日の会見で澤田氏は「IR事業者の公募に参加する意思はない。だが、要請が出れば、一部施設の運営受託などはありえる」「IRに数千億円を投資し、回収できるか不安はある。行政がやるならば全面的に協力する」とコメントを残すなど、引き続きIRに対して注視していくと見られています。

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