苫小牧市議会でIR関連補正予算が可決 反対派市民団体の動きも活発化

苫小牧市議会でIR関連補正予算が可決 反対派市民団体の動きも活発化

10月28日、北海道・苫小牧市議会がIR誘致推進および環境アセス費用を含む補正案を可決し、北海道・鈴木直道知事にIR誘致への早期決断を促しました。

一方で、反対派の市民団体「カジノ誘致に反対する苫小牧市民の会」が、11月3日、苫小牧市内で総会を開催。
反対派によるに、年内にIR誘致の判断を下すと発言している鈴木知事へのアピールが活発化しています。

反対住民の署名はこれまで2万人以上

「カジノ誘致に反対する苫小牧市民の会」は、10月25日にも市に反対派の署名を提出済みで、これまでで合計2万人以上の署名が集まっています。
同団体共同代表の篠原昌彦氏は、「IRを誘致することで懸念されるギャンブル依存症や家庭崩壊、自然環境への影響などを防ぎたい。子どもたちの未来にカジノはいらない。」「他人の不幸を踏み台にする施設は不要」と、誘致に反対する意向を強調しました。
この件に対応した福原功副市長は「重く受け止める。懸念に対してはしっかりと対策を進めたい」と述べています。

住民投票の実現に向けた動きも活発化

また、現在は別の市民団体「IR誘致の住民投票を目指す会」も、年明けから市に住民投票を要請するための活動を開始しています。

「IR誘致の住民投票を目指す会」は、市民生活に影響を与えるIR誘致の決定にあたり、市民の意思を反映させるべきだとして、住民投票の実施を目指して10月24日に発足されました。
苫小牧市の条例では、住民投票の申請をするために有権者の4分の1以上の署名が必要で、人数に置き換えると約3万6000人分の署名が必要ということになります。
同団体は年内に協力者を集めて市に申請し、早ければ年明けから苫小牧市に対して住民投票を要請するための署名活動を始める見込みです。

反対派の「カジノ誘致に反対する苫小牧市民の会」は、この「IR誘致の住民投票を目指す会」への協力の要請を検討しており、年内の誘致判断に向けて、特に11月中は両市民団体や賛成派の商工会議所らによるアピールがさらに活発化することが予想されます。

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