千葉市「IRに関する情報提供依頼(RFI)」結果を公表。早期に誘致の是非判断か

千葉市「IRに関する情報提供依頼(RFI)」結果を公表。早期に誘致の是非判断か

IRの誘致に関する調査を進めている千葉市・熊谷俊人市長は、「IRに関する情報提供依頼(RFI)」の結果概要を公表しました。
千葉市は誘致の判断に向け、今年7月より情報提供依頼の準備を開始。10月には国内外の8事業者より提案があったとのことです。
RFIの結果概要は下記の通りです。

RFI提案者数および結果概要
  • 情報提供者:8者
  • IR建設投資額:5,000億~7,000億円
  • IR訪問者数:年間2,000万~4,000万人
  • カジノ納付金:500億円

調査結果について、市は各事業者に個別ヒアリングを実施。
IR事業提案を行った8事業者の全てが幕張新都心エリアを候補地として想定しており、熊谷市長は「幕張新都心エリアでのIRが十分に成立し得ることを示唆する内容」と、IR誘致への可能性を示しました。
その上で経済効果などのメリット、またギャンブル依存症などのデメリットも十分に考慮した上で、早期に判断したいとコメントしています。

市は事業案の精査を進めると共に、県に対しIRを誘致する場合に必要となる行政手続きなどを確認しています。

千葉のこれまでの動き—民間企業の先導で誘致検討へ

千葉市はIR誘致において、地元の民間企業が市長に対して提案を行うなど、積極的に活動を行ってきました。
今年5月に市内の民間企業からIR事業に関する事業提案を受け、7月には民間事業者に「情報提供依頼」を行うことを公表し、IR誘致検討のための材料集めに動き始めました。

8月27日、千葉市は「IRに関する情報提供依頼」に関する事前説明会を開催。
説明会には19社の事業者が参加し、提供依頼への参加登録を行っています。

参加企業の中には市内の企業も含まれており、そのうちの1社は千葉を拠点とする企業が合同で設立した「MICE IR 千葉」。
今年9月に開催された設立発表会では、IRに関する総投資額として5,000億~8,000億円という数字が発表されました。今回のRFIの調査結果には、この数字が反映されていると考えられます。

さらにもう1社は、幕張地区に本社を置くMICE IR 千葉と同グループの「ちばの未来MICE・IR」。地元の中小企業50社以上が賛同しており、千葉IRに民間企業が積極的な姿勢が伺えます。

最終的な結果の取り纏め公表は、2020年3月頃が予定されています。
この結果をもって千葉市はIR誘致の是非を検討するとしており、国のスケジュールと現在の千葉の状況を鑑みて判断を行うとみられます。

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