横浜IR、1者が資格審査を通過。林市長「多くの事業者の応募に期待」

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横浜IR、1者が資格審査を通過。林市長「多くの事業者の応募に期待」

2021年2月15日、横浜市はIR誘致をめぐる状況について、事業者1者が資格審査を通過したことを公表しました。
現状、受け付けた事業者数および通過した事業者名は明らかにされていません。

市は2月5日~5月17日まで、RFP(事業者公募)に参加するための資格審査書類の受付を行っています。
資格審査の結果通知期間は2月15日~5月31日までとなっており、受付開始日である2月5日に申請した事業者1者が、資格審査通過の結果通知を受けた流れです。

横浜市のRFPについてはこれまで、当初参加意欲を見せていた7事業者のうち、「ラスベガス・サンズ」と「ウィン・リゾーツ」が参加見合わせを公表。
残りの5者「ギャラクシーエンターテインメントジャパン」「ゲンティン・シンガポール」「SHOTOKU」「セガサミーホールディングス」「メルコリゾーツ&エンターテインメント」が、RFP参加の有力候補とされています。

資格審査に通過した事業者は今後、2021年6月に提案審査書類を提出予定。
市は提案審査書類の内容を見て、2021年夏頃に設置運営事業者を選定するスケジュールとなっています。

横浜市が想定する具体的なRFPスケジュールはこちら

横浜市・林文子市長「変わらず2020年代後半の全面開業を目指す」

横浜市の林文子市長は、事業者1者が資格審査を通過したことを受け、「今後1者でも多くの事業者が横浜IRにチャレンジしてくれることを期待する」とコメント。

さらに、「新型コロナウイルス流行により今後の状況が不透明な中で、事業者がIR参加に踏み切るのはマインド的に厳しい状況にあるだろう」と配慮しつつ、IR事業が実際に始動するまで期間の猶予があることを強調。
資格審査受付期限の5月17日までに、より多くの事業者から申請があることに期待をにじませました。

また、将来的なIR開業時期に関して「従来から伝えているとおり、2020年代後半の全面開業を目指す」とコメント。
大阪府・市が「2020年代後半に部分開業」と実施方針案を修正したことについては言及を避けながらも、現時点で部分開業を行う予定がないことを示唆しました。

大阪の実施方針案修正について詳しくはこちら

市民向けの事業説明会 オンラインにて定期開催

横浜市のRFPに向けた動きが本格化する中、IR開業に向けて地域の理解を得るための取り組みも行われています。
市は2月6日より、IR誘致に関する市民向けの事業説明会をスタートしました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令により、説明会はオンライン形式で開催。
事前に申し込んだ参加希望者がオンライン会議システム「Zoom」にて参加し、質疑応答が行われる形となりました。

市は2月6日の第1回説明会の中で、IR実施方針の概要などを説明。
説明を受けた一部の参加者からは、「カジノ開業によるギャンブル依存症増加への懸念」や、「IR事業期間(35年予定)が長すぎる」などの否定的な声があがりました。
一方で、「海外のIRとどのように差別化するのか」や「候補地である山下ふ頭に鉄道などの整備を行う予定はあるか」など、IR誘致に対して前向きな姿勢での質問も多く寄せられています。

説明会は3月14日までの全6回を予定。
既に参加申込期間は終了していますが、申込不要のYouTubeライブ配信(質疑応答不可)も行われており、リアルタイムで説明会の様子を視聴できるようになっています。

横浜市 IR事業説明会のYouTubeチャンネルはこちら

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