モンテカルロ法の使い方と損切りするタイミングを見極める方法
「リスクを抑えながらコツコツと利益を出していける」モンテカルロ法ですが、決まったルールに基づいて数列を書いていく必要があるため、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
ルールと言っても、勝負に勝った時と負けた時に数列をどう変えるかだけですので、コツを掴めばそこまで難しいものではありません。
ここでは、オンラインカジノでモンテカルロ法を実践するときの手順に関して解説していきます。
まずは、紙とペンを用意しておきましょう。
モンテカルロ法とは? 【モンテカルロ法徹底解説】メリット・デメリットと勝つためのコツ
オンラインカジノでモンテカルロ法を試してみよう

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オンラインカジノおすすめランキングを見る1. モンテカルロ法が有効なカジノゲームを選ぼう
モンテカルロ法に挑戦する前に、まずは有効なカジノゲームを選びましょう。
ほとんどのカジノゲームで使えるものの、特におすすめなのは3倍配当のゲームです。
バカラやブラックジャックなど2倍配当のゲームにも使うことはできますが、ある条件によっては攻略法が1セット終わっても利益が出ない場合あります。
3倍配当のゲームであれば、モンテカルロ法を1セット終了させた時点で利益が出る形になります。
2. モンテカルロ法の使い方マニュアル
3倍配当のゲームと言えば、ルーレットの「ダズンベット(1ダース12点賭け)」や「コラムベット(1列12点賭け)」を挙げることができます。
ルーレットの「ダズンベット(1ダース12点賭け)」を例にして、モンテカルロ法の手順を見ていきましょう!
まずは1ユニットの金額を決める
モンテカルロ法を進めるまえに、まずは「1ユニット」の金額を決めましょう。
「ユニット」とは、ベットするときに基準となる金額の単位です。
モンテカルロ法では数列を記述していきますが、その数字とベット額を同じにしてしまうと、大きく勝負に出たい時などに数列の書き方がややこしくなってしまいます。
そこで「ユニット」という単位を使うことによって、ベット額の増減を調整しやすくするわけです。
例えば「1ユニット=1$」で始めて、ベット額を5倍にしたい場合は「1ユニット=5$」とすれば、モンテカルロ法で使用する数列は同じように使うことができます。
紙とペンを用意し、初めの数列「1,2,3」と書く
1ユニットの金額が決まったら、紙に初めの数列「1,2,3」と書きましょう。
数列の両端にある数字を足した「4ユニット」からスタート
「1,2,3」と数字を書いたら、数列の両端の数字を足します。
左端の「1」と右端の「3」を足した「4」が1回目のベット額の基準となります。
つまり「4ユニット」をベットするということですね。
もし最初に「1ユニット=1$」と決めたのであれば、ベット額は4$。
「1ユニット=5$」と決めたのであれば、ベット額は20$となります。
負けた時:前のゲームでベットしたユニット数を数列に追加
1回目の勝負に負けてしまった場合は、ベットしたユニット数を数列の右端に追加します。
最初は「1,2,3」という数列で「4ユニット」をベットしたので、数列は「1,2,3,4」となります。
次の勝負では、左端の「1」と右端の「4」を足した「5ユニット」がベット額となります。
勝った時:数列の両端の数字を2つずつ消す(3倍配当のゲームの場合)
勝負に勝った場合は、数列の両端の数字を2つずつ消します。
※2倍配当のゲームの場合は両端の数字を1つずつ消します。
1回目の勝負をした時の数列は「1,2,3」なので、勝った場合は数列がなくなってしまいます。
この場合、攻略法はリセットされ、また数列が「1,2,3」となるので、次のベット額は「4ユニット」となります。
仮に連敗が続き、数列が「1,2,3,4,5,6,7」つまり「8ユニット」で勝負している回で勝ったとします。
その場合は左端の「1,2」、右端の「6,7」を消します。
そうすると「3,4,5」という数列が残ります。
次の勝負では、左端の「3」と右端の「5」を足した「8ユニット」がベット額となります。
消す数字がなくなったら利益確定!
勝った時と負けた時のルールは理解できましたか?
このルールに従って数字を追加したり、消したりしながらゲームを進めてみてください。
勝負に勝って数字を消したときに、数列がなくなる、もしくは、数字が1つだけ残った時がモンテカルロ法の1セット終了の合図です。
数列の書き間違いやミスがなければ、1セットが終了した時点で利益が出ているはずです。
3. モンテカルロ法の引き際ポイントを見極めよう
リスクが低めでコツコツと利益を出せると評判のモンテカルロ法ですが、やはり「必勝法」ではありません。
そもそもギャンブルなので、あくまでも「攻略法」であるという点は忘れないようにしたいですね。
モンテカルロ法に挑戦している時の引き際ですが、2連勝しても1セットが終わらなくなるほど負けこんでいる場合はやめた方が良さそうです。
つまり、「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」という数列になっているとします。
この時点で7連敗しているわけですが、次の勝負に勝つと数列は「3,4,5,6,7,8」です。
そして次の勝負にまた勝てたとしても、数列は「5,6」と残り、さらに次の勝負に勝たないと利益は出ません。
連勝が続くことはあるものの、3倍配当のゲームでの3連勝は非常に難しいでしょう。
総トータルでどのくらい賭けるか、負けている時にどこでやめるかは完全に自己判断になります。
ギャンブルに対する考え方も人それぞれでしょう。
大切なのは、のめり込まずに自分で決めた引き際ルールを守るということだと思います。
さて、解説してきたモンテカルロ法ですが、実際に勝つことができるのか?というところは気になりますよね。
本当にコツコツと利益を貯めることができるのか、ルーレットでシミュレーションをしてみましたので、モンテカルロ法を試そうか迷っている方は、ぜひご覧くださいね。
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(ライター/オンカジ歴2年)
モンテカルロ法は数字を足したり消したりしながらベット額を調整し、最終的に消す数字がなくなった時点で利益が確定します。もし負けても急激に損失額が膨れ上がることがない比較的リスクが少ない賭け方ですが、負けが重なっていくと連勝しなければ損失分を回収できなくなっていくので、取り返しがつかなくなる前に引き際を見極めるのがポイントです。